カネミ油症(とは?、症状、原因:ダイオキシン、参考画像、黒い赤ちゃん写真)
2012年1月6日
報道特集でカネミ油症事件が取り上げられ
話題になっている
カネミ油症事件とは、
1968年に、PCBなどが混入した食用油を摂取した人々に障害が発生した、
主として福岡県を中心とした西日本一帯の健康被害事件。
カネミ倉庫株式会社で作られた食用油(こめ油・米糠油)の製造過程で、
PCB(ポリ塩化ビフェニル)が配管作業ミスでから漏れて混入し、
これが加熱されてダイオキシンに変化した。
このダイオキシンを油を通して摂取した人々に、
顔面などへの色素沈着や塩素挫瘡(クロルアクネ)など
肌の異常、頭痛、肝機能障害などを引き起こした。
また、妊娠中に油を摂取した患者からは、
皮膚に色素が沈着した状態の赤ちゃんが生まれた。
母乳を通じて皮膚が黒くなったケースもある。
この「黒い赤ちゃん」は全国に衝撃を与え、事件の象徴となった。
2002年に坂口厚生労働大臣が、
厚生官僚の反対を押し切り
「カネミ油症の原因物質はPCBよりも
ダイオキシン類の一種である
PCDF(ポリ塩化ジベンゾフラン)の可能性が強い」
と認めた。
現在、原因物質はPCDF及びCo-PCBであると確定しており、
発症因子としての役割は前者が85%、後者が15%とされている。
